信州ミルクランド株式会社｜求人情報

信州安曇野牛乳は、選ばれた安曇野の酪農家が絞った生乳からできている。
それぞれの酪農家たちは、限られた頭数の乳牛しか飼っていない。
その分、一頭一頭の日常の世話を、いつも丁寧に行っている。
えさを手づくりしたり、運動場や高原で放牧したり、藁やもみがら、おが粉を敷いて、乳牛の足に負担をかけない工夫をするなど、細やかな気配りを行いながら生産している。
大量生産はできないが、家族全員で日々見守りながらのびのびとすこやかに育てている乳牛の生乳である。
水の美味しい安曇野は、米どころとしても有名。
安曇野の酪農は、農業と深く結びついており、「水田酪農」とも呼ばれている。
米づくりに牛のたい肥を生かし、藁を牛舎に敷いたり、えさに活用するなどして無駄なく循環させている。
農業にも長けている酪農家たちは、牧草やとうもろこしなどの飼料も手づくりしている。
これらの自給飼料は、乾燥させたり、発酵させたり、とても手がかかる。
それでも、乳牛の健康＝健康でおいしい牛乳のため続けている。

■世界標準の安全基準を認証取得

信州ミルクランドは牛乳、乳飲料、ヨーグルトなど約120アイテムを毎日生産する専門会社。
年間の生乳使用量は3.6万トン、そのうち2.6万トンは長野県産生乳の約28％で、県内の生乳、乳製品製造会社ではトップクラスの規模である。
また、県内の学校給食用牛乳も70％以上を生産している。
信州ミルクランドの使命はお客様に安心、安全を届けること。厳しい安全基準が求められる食品業界の中でも、特に栄養価の高い食品である牛乳、乳製品は高いレベルの管理が要求される。
信州ミルクランドでは国が定める食品の安全衛生に関する管理手法「HACCP（総合衛生管理製造過程）」とともに、世界標準に対応した民間の食品安全基準である「FSSC22000」の認証も取得している。FSSC22000はたいへんレベルが高く広範にわたる安全基準である。この認証を受けた食品メーカーは生産管理システムについて、グローバル企業からも絶対的な信頼を得られる安全基準である。

信州ミルクランドでは、LED照明やアンモニア冷媒のノンフロン冷凍設備をいち早く導入するなど環境にやさしい工場運営を実践している。
ヨーグルト発酵工程の温度管理には電気式ヒーターを導入し、環境に配慮したオペレーションシステムを構築している。
省エネ化、環境配慮に向けた努力を続けながら、地域の皆様に愛される牛乳、乳製品つくりを目指している。

信州ミルクランドの行動指針は「クリーン、オープン、シンプル、チャレンジ、スピード」。食品製造会社となるため、品質と安全を最優先し、お客様に信頼される製品づくりに励んでいる。そのために工場を清潔に保つよう５S活動（整理、整頓、清潔、清掃、しつけ）に全社で取り組んでおり健全な経営を維持するために、エネルギーや原材料の無駄をなくし、効率の良い工場稼働を目指している。また、FSSC2200に取り組むとともに、社内に委員会を設置し、従業員参加でコストダウンに取り組んでいる。「ものづくりは人づくり」と言われる。そのために会社の方針を全従業員が理解し、知識と技術が向上するよう、社員研修にも力を入れている。信州ミルクランドでは上記の教育や取り組みをとおして「自分がかかわる業務への責任感の強さ」を備えた社員が活躍している。

2022年3月9日　信州ミルクランド㈱は健康経営優良法人認定制度の「健康経営優良法人2022」に認定されている。これは従業員の健康管理を経営的な視点でとらえ、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良とみとめられたものである。

信州ミルクランドの経営理念は「夢と誇りを持てる会社創りをしよう」である。
その実現のため

■目標（ビジョン）
地域から愛され、地域に貢献することにより、長野県下の乳業会社としての確固たるポジショニングを確立する。

■方針（コンセプト）
１，お客様においしさと健康をキーワードに信頼される安全・安心な製品を提供する。
２，地産、地消を率先推進し、県下の酪農業の発展に寄与するとともに、県経済の活性化に貢献する。
３，自助努力で安定した黒字を継続確保する。

■行動指針（キーワード）
１，クリーン「清潔、誠実、正直をモットーに、食品会社にとって重要なコンプライアンスを守ります」
２，オープン「情報の共有化を進め、風通しの良い開かれた職場環境を作ります」３，シンプル「目標、課題は絞り込み、何事もわかりやすく明解にします」
４，チャレンジ「品質は生命線であり、黒字経営は企業存続の絶対条件。常により高い目標にチャレンジします」
５，スピード「決めごとは、正確に早く実行します」

を掲げている。
以上の内容を、仕事をする基本に置き、協同乳業㈱グループNO1の信頼される会社を目指し元気にかんばる企業風土がある。

研修は入社後まず現場を経験することから始まる。その後将来的には「安心・安全」をさらに進化させる品質管理システムの設計や運用にかかわる人材を育てたいと考えている。「安心・安全」は当社の根幹を担うもので、当社が求める人材とは、食の安心、安全に関心が高く、その管理と運用に興味が持てることが第一条件となる。さらに、学校給食用牛乳は県内で高いシェアを占めているため「自分が携わる業務への責任感の強さも」備えてなければならない。研修はそのような人材を育成することを目標に行われている。（階層別研修、自己啓発などの教育制度あり）